2012年5月19日 (土)

今月最後の正規の授業が終わりました。

先日来鎌倉で時間が有る時に彫っていた”まんだら人形”があがりました。

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これは奈良の興福寺の阿修羅をモチーフにして、20年来私のオリジナル”まんだら人形”として作っている物です。これは名刺ぐらいの大きさですが、15㎝ぐらいのものまでは作っています。材料はヒノキのアテ材と言って300年ぐらい経ってもせいぜい15㎝ぐらいにしか育たなかった木で、木曽の営林署で分けてもらった物です。ものすごく硬く割れが入り易いので10年ぐらいねかしています。このような細かい彫り物には最適なのですが、大きく木取る事が出来ませんので、木に合わせて作品を作っています。

達磨の続きです。

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2012年5月18日 (金)

今日は変な天気でしたね。

玖雲さんが新しい講座用と試作している物です。

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玖雲さんの講座を開きたいと、試行錯誤をしながら試作品を色々と作っています。

木の話の続きです。
欅(けやき)
硬く腐れにくいので、古くから建築や家具など幅広く使われています。私が若かった頃は、伊豆半島の天城の木が最高と言われていましたが、昨今はほとんど産出されることは無くなってしまいました。もう大きな木は無いのだと思います。
硬い木の代表の様に言われていますが、これより硬い木は多々有ります。代表的な日本の木で、樫(かし)や椿類やカバ桜などがあります、宮崎県には日本一硬いと言われるイスの木が有名です、日本軍が鉄が無くなってしまったので銃剣に作ったほどの木です。このように硬い木は多く有りますが、木目の美しさや丈夫さと比較的成長が早いので、大きく真直ぐに伸びて用材としても扱い易く加工もし易いので多く使われているのだろうと思います。神社仏閣等の外壁の彫り物や構造材などによく使われています。
この木も、条件の良い所に育ったものは、比較的硬くクセも強いので乾燥の段階で割れが入ったり、狂ってねじれたりして往生します。山等の高地でゆっくり育ったものが良く、ヌカ目と言って目の積んだものは狂いも無く非常に加工し易いです。古くからの有名の建物等はほとんどこのヌカ目材を使っています。
彫るには、硬いので刃の角度を少し鈍角に研いで両手でしっかりと彫らないと進みません。この為万力で挟むか、アグラをかいて座り両足でしっかりと押さえて彫って下さい。柾目は別ですが木表を正面にして木取ったほうが。木目がはっきり出て綺麗なものになります。
彩色をするには、大きな木孔が沢山有るので、まずこれの穴埋めを胡粉や砥の粉でしなければなりません。その上から彩色を行って下さい。ペーパー等で仕上げた場合には必ず、ニスやラッカーなどを塗り乾いたらペーパーでつるつるにしておいて下さい。


2012年5月12日 (土)

少し寒かったですがいい天気でした。

久しぶりに土曜日なのに午前と午後で11人の生徒が来ました。

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約30センチの達磨を青森ヒバで彫り始めました。彫ってるそばから割れが入って苦労してます。

2012年5月11日 (金)

今日は2人が仕上がりました。

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これは伸雲さんが彫った作品です。写真等が無いので井波の仏具屋さんに頼んで写真をもらいほったものです。元々大工さんなので台を作るのはお手の物です。

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この作品は松村さんの物で、初孫の為に彫ったものです。彩色に相当苦労をしていました。

2012年5月10日 (木)

今日は休みなので一人で彫ってました。


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以前この教室の受講生でした小野研雲さんの作品です。脳梗塞で倒れて体の自由がきかなくなってしまい、やりかけのままになっていたものを仕上げてほしいと頼まれたので仕上げました。もともと一回目の脳梗塞で倒れた後に彫ったものですので、直すのに相当苦労しました。彼の彫っていた雰囲気を壊さない様に苦労しました。

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2012年5月 7日 (月)

大船観音寺での無料講習の日でした。

昨日と打って変わって穏やかなとてもいい日でした。

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今年の花は、冬が寒かったせいでみんな遅いですね。大船のつつじも未だ満開にはなっていませんでした。昨日孫達を連れて葉山の国際村に行ってきましたが、そこも未だ8分咲きでしたよ。新緑に囲まれている観音様も清楚で美しかったですよ。

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これが観音様の胎内に有る原型です。中は薄暗くてお顔等はよく見えませんのでフラッシュを炊いて撮ってみました。

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まだ百体以上はなにもしなくても置けそうです。

2012年4月30日 (月)

25日に福島に供養観音を送らせてもらいました。

25日に福島の上合寺に41体の供養観音と伸雲さんが作ったお地蔵さんを6体送らせていただきました。その後何かと雑用が多くてブログができませんでした。

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青森ヒバで釈迦如来を彫ってみました。姫子松より硬めですがサックと切れて彫り易いですね。後は螺髪を彫るだけです。

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今回のまんまるほとけは、総持寺からの依頼で中と大の間の大きさの物を作りました。

2012年4月21日 (土)

福島の供養観音が出来上がりました。

今日で福島の被災者の為の供養観音が40体出来上がりました。

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あとは多少の手直しをしたり、ロウ付けし裏に作者の名前を書いておくります。

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今後ともこの活動を続けて行くつもりですので、被災に合われた方や、お知り合いの方の中に被災に合われた方がいらしゃったらご一報ください、お送りさせていただきます。

         等雲伝統木彫技術協会 http://homepage2.nifty.com/touun/

2012年4月16日 (月)

桜越しの観音様は良かったですよ。

無料講習の日でした。花吹雪の中の講習でしたよ。

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すごく優しさを感じました。

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大船観音で無料講習をさせてもらってから、今月で丸1年になります。白いのが新しく制作されたものです。約65体になり千体はとっくに超えました。

2012年4月14日 (土)

一日中雨で少し寒いですね。

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今日までの成果です。出来は色々有りますが、受講生のほとんどが心を込めて彫っています。来週一杯の予定ですが最終的には30体以上は出来上がると思います。

先日10年以上前に書いた木の話のページが見つかりました。”植草等雲の豆知識”で検索してみて下さい。彫り方や刃物の話等いろいろと書いてありますのでどうぞ。

木の話
ホウの木
日本全土や台湾,中国等にもはえている温暖性の植物です。この木には殺菌作用が有り、この木の根元には他の植物が生えない事が多く根元の周りが空間になっています。葉にも殺菌作用が有り古墳時代から食器にしたり、味噌や団子を包んだりして、ホウ葉味噌やホウ葉団子などとして良く売られてます。またこの葉は枯れても燃えにくいのでホウ葉焼きとして使われています。木曽福島の和菓子屋さんにこのホウの新芽の葉を巧く使い5つのつながっためずらしいホウ葉団子を売っています。なかなか美味しいですよ。
腐りにくいのでそうとうの大木にもなりますが、若木で伐ってしまう事がおおく滅多に大きな木にはお目にかかりません。北海道の木が最高なんですが、やぐらこたつが流行った時、国内の電気メーカーが、こぞって北海道の主立った木をほとんど伐り尽くしたようで、北海道には大きな木は無いようです。
用途としては、割と丈夫で腐りにくいのでホウ歯として下駄の歯に使ったりタンス等の引き出しによく使われています。緑がかって軟らかく表面に傷がつき易いので、表に出る面のはあまり使われません。彫り易いので版画の版木としても一般にはよく使われています。
繊維が素直で樹脂分も有り非常に削り易いです。木口の硬さもあまり変わらないので立体を彫るには彫り易いと思いますが、角材が一般には流通していないので手に入れにくいと思います。レリーフ等板彫りにはよく使われていますが、木の色が濃いので彩色をするものにはあまり適していないと思います。シラタの部分はシミが入り易くバサバサでこれが同じ木かと思うほど彫りにくいので使わない方が無難です。

«朝夕だいぶ暖かくなりましたね。